イオナイザSTABLO-APは,高圧の交流コロナ放電方式の採用により,無風で1 秒の高速除電を実現しました。イオン照射のための風を必要としないので,粉末サンプルを飛散させることがなく,異物の混入(コンタミネーション)を起こしません。標準付属のスタンドを利用した固定使用、手に持って自由に移動できるハンディ使用が行える2-way方式で,天びん計量以外でもサンプルや容器の除電にご使用いただけます。
●確実な除電能力
●無風で高速除電
●イオンバランスの良いAC方式を採用
・ 逆帯電することがありません
・ 広範囲を除電可能
・ 長期間、安定した性能
●場所をとらないデザイン
●コンパクト設計で手持ちも固定もOK
商品番号 | 300373700-01 | 製品名 | 除電器(イオナイザ) |
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型名 | STABLO-AP | 除電方法 | 交流コロナ放電 |
イオンバランス(※1) | ±10V | 除電範囲 | 距離(放電電極から):約50~400mm |
除電時間(※2) | 1秒 | オゾン濃度 | 0.06ppm |
放電電極(材質) | タングステン 寿命:30,000時間 |
汚染クラス | 2 |
過電圧カテゴリー | Ⅱ | 使用環境 | 温度:0℃~40℃ 湿度:25~85%RH以下(結露なきこと) |
電源 | ACアダプタ 1次側:AC100V・0.58A・50/60Hz 2次側:DC24V±1V・1.0A |
重さ | 約710g 本体:約395g・スタンド:315g |
本体大きさ | 約124×87×49mm |
備考 | ※1.吹出口中央から距離100mm・CPM(チャージドプレートモニタ)150×150mm・プレート20pFで測定した時の代表値です。(工場出荷時) ※2.放電針から距離100mmで,±1000Vの帯電状態から±100Vまでの除電時間。(工場出荷時) |
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※オプション追加で可能な機能を含みます。
この商品の修理区分は「センドバック修理品」になります。
修理が必要な場合は、下記をご覧の上、お問い合わせください。
この商品の組込区分は「ユーザーオプション」になります。
お客様で組込作業を行っていただく商品です。
メーカーもしくははかり商店での組込が可能な商品もあります。組込をご希望のお客様はご注文前にご相談ください。(組込作業費用が別途必要な場合がございます)
イオナイザSTABLO-APは、高圧の交流コロナ放電方式の採用により、無風で1秒の高速除電(※1)を実現しました。また、交流方式により1本の放電針から+イオンと-イオンを等しく照射することにより、除電したサンプルを逆帯電させることなく長期間にわたり安定して除電(イオンバランス±10V 以下(※2))できます。
イオン照射のための風を必要としないので、粉末サンプルを飛散させることがなく、異物の混入(コンタミネーション)を起こしません。標準付属のスタンドを利用した固定使用、手に持って自由に移動できるハンディ使用が行える2-way方式で、天びん計量以外でもサンプルや容器の除電にご使用いただけます。
※1:放電針から距離100mm で,±1000Vの帯電状態から±100Vまでの除電時間(工場出荷時)。
※2:放電針から距離100mm で,±1000Vの帯電状態から±100Vまでの除電した後の帯電量(工場出荷時)。
帯電しやすい試料や容器の場合、特に分析天びんクラスの計量では、表示値が不安定になるなど静電気の影響を受けます。
島津STABLO-AP(イオナイザ)は、イオンバランスのよいAC方式コロナ放電で発生するイオンを照射して静電気を軽減することにより、正確で安定した測定を実現します。
AC方式とは:放電針に交流電圧をかけて1本の電極から+イオンと-イオンを等量出す方式です。
DC方式とは:2本の電極に+-それぞれの直流電圧をかけてそれぞれのイオンを放出する方式です。電極が離れていると除電範囲に制限があります。また放電針の劣化があるとイオンバランスも悪くなります。
【イオンバランスとは】
イオナイザが供給する正負イオンのバランス。
イオンバランスが悪いと中和できないことや、逆帯電することがあります。
「国際規格 IEC 61010-1:2010」
計測・制御及び試験所使用電気機器の安全要求事項-第1部:一般要求事項に記載された要求事項のひとつで、環境内に存在しうる汚染のレベルを示す数字です。1~4までの4つのクラスに分かれ、通常天びんなどの測定器は私たちが活動している家庭やオフィス環境に相当する「汚染クラス2」に該当します。汚染クラスの数字が大きいほど、測定器にとって環境が厳しいものとなります。
「国際規格 IEC 61010-1:2010」
計測・制御及び試験所使用電気機器の安全要求事項-第1部:一般要求事項に記載された要求事項のひとつで、その測定器が耐えることができる、AC電源からの過渡的過電圧がどの程度かを表している分類のことです。一般に私たちが使用しているAC電源には、雷あるいは容量性・誘導性負荷の開閉によって過渡的な過電圧が生じる可能性があります。このとき予想される過渡的過電圧の大きさがどの程度かを考慮し、対象の測定器を接続してもよいAC電源の場所に関してⅠからⅣまでのカテゴリに分けたものが「過電圧カテゴリー」と呼ばれるものです。通常コンセントに接続する電源コードを使用した機器の一次側電路は「カテゴリーⅡ」とされています。
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