ひょう量/51g
最小表示/0.002g
分析用天びんに用いられている質量センサ(SHS:Super Hybrid Sensor)を採用し、高精度で再現性のよい測定が可能です。ヒーターに 400 W のハロゲンランプを採用し、皿上温度が 2 分以内に 200°Cになります。測定感度が高いため、測定に必要な試料は少量でよく、この結果、測定時間も短縮できます。
●3種類の測定モード(標準・タイマー・カスタム)
●4種類の加熱パターン(標準・緩速・ステップ・急速)
●100 種類以上の測定試料に応じた測定条件例を測定時に呼出可能
●測定結果を水分計内部に 200 個まで記憶し、一括出力できるデータメモリ機能を搭載
●各試料に最適な測定条件を 200 セット記憶でき、測定時に呼出可能
●USB とRS-232Cのインタフェースを標準装備
●データ通信ソフトウェア「WinCT」を使えばWindows PC に簡単にデータを取り込み可能
●付属の試料皿は再利用可能。また使い捨てアルミ皿も標準で付属
商品番号 | 100500668 | 型番 | MF-53A:液晶表示モデル |
---|---|---|---|
測定可能な試料質量 | 0.1g ~ 51g | 最小表示 水分率 |
0.05%、0.1%、1% |
最小表示 質量 |
0.002g | 加熱方式 | 400Wハロゲンランプ |
試料皿の温度設定の範囲 | 30℃ ~ 200℃ (1℃スキップ) |
試料皿の加熱パターン | 標準加熱、緩速加熱、ステップ加熱、急速加熱 |
ヒーター温度の調整 | アクセサリ(AX-MXA-43)温度調整キットで調整可能 | 測定精度 水分率(※1) |
試料質量 5 g以上:0.05% 試料質量 1 g以上:0.2% |
測定精度 質量 |
0.002g | 予想水分量1%以下の測定に必要な試料質量 | 予想水分率0.1%未満の場合:試料質量 20g以上 予想水分率0.1%未満の場合:試料質量 5g以上 予想水分率0.1%未満の場合:試料質量 2g以上 |
測定モード | 標準モード、タイマーモード、カスタムモード | 測定単位 | 水分率(加熱前基準)、水分率(Atro 加熱後基準)、固形分、比率、グラム |
測定条件の記憶数 | 200セット | 測定結果の記憶数 | 200個 |
インターフェース | RS-232C、USB | 動作範囲 | 温度:5℃~40℃ 湿度:85%RH以下(結露なきこと) |
積載面寸法 | Φ95mm | 外形寸法(WDH) | 215×380×176mm |
本体重量 | 約6kg | 電源 | AC電源 |
付属品 | 皿受け、風防、表示部保護カバー、電源コード、接地アダプタ、クイックスタートガイド、保証書、試料皿 10 枚、試料皿取手 1 個、使い捨てアルミ皿 100枚 |
備考 | ※1. 予備加熱を行った後、テストサンプル(酒石酸ナトリウム約 5 g)を 160°C、標準加熱、標準モード( MEDIUM )で測定し、測定毎にヒーターカバーを上げたまま 15 分間室温で放置(冷却)した結果。 |
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※オプション追加で可能な機能を含みます。
この商品の修理区分は「センドバック修理品」になります。
修理が必要な場合は、下記をご覧の上、お問い合わせください。
測定精度を左右する重要なポイントは、「測定サンプルを均一に加熱し、しっかりと水分を飛ばしきること」です。
エー・アンド・デイ独自開発のSRA機構で、
① 測定サンプルを耐熱ガラスで全方向から囲み、
② 輻射熱によってサンプル全体を均一に加熱し、
水分をムラなくしっかりと除去します。この構造により、高い測定精度を安定して実現することが可能です。
合否判定を表示してくれる「コンパレータ機能」測定試料があらかじめ設定された「合格の水分率」の範囲内に入っているかを判断します。品質管理などの確認作業に便利な機能です
加熱乾燥式水分計で測定したデータを簡単にPCに取り込むことが可能です。水分率の時間変化をグラフ表示します。
・水分率の時間変化をグラフ表示
・短時間で精度よく測定
・最適加熱条件を短時間で自動判定
・測定データの統計処理が可能
・データをCSVファイルに保存可能
・水分率以外の物性変化の定量化
RsSetupを使用してPC上で、加熱条件の設定、バックアップが可能(旧モデルには非対応)
PCとの接続には、USBケーブル「AX-KO7919-200」をお使いください。AX-KO7919-200はMS-74A/ MX-53A / MS-74AT / MX-53ATに付属しています。
タッチパネルモデルもPCに接続することでWinCT-Moistureを使用できます。PCの大きな画面で見たい、PCで直接データ取得をしたい場合などにお使いください。
プレヒート機能は、水分率測定の前に試料皿周辺の温度を温めておく機能です。同じ試料を繰り返し測定する場合に有効です。
連続して測定を行う場合に、1回目と2回目以降の水分計の内部状態を揃える際に使用します。この機能によって使用前の準備の負担を軽減できます。
オフセット値をあらかじめ測定プログラムに入力することで、結果を補正することが可能です。
水分計を複数台使用していて、同じ加熱条件でも測定値に差が出てしまうケースに便利な機能です。 設定可能範囲:−9.999〜9.999%
【1】標準モード
測定精度により、試料質量、終了条件(※)を自動決定し、終了条件に達すると、測定終了
【2】タイマーモード
一定時間加熱後、測定終了。(1 分 ~ 480 分)
【3】カスタムモード
測定条件を細かく設定可能なモード。設定した終了条件(※)に達すると測定終了
※水分率の時間変化が設定値以下になると測定終了
【1】標準加熱
加熱温度を一定に保つ方法
【2】緩速加熱
徐々に加熱温度を上げる方法
【3】ステップ加熱 2 つの加熱温度を使う方法
【4】急速加熱
測定開始後、一定時間高温で加熱して測定時間を短縮する方法
酒石酸ナトリウム二水和物専用の測定プログラムをご用意。コンパレータ機能によってテストサンプルの測定結果の合否を判定します。
内部設定や測定プログラムを他の水分計にコピー・保存できます。複数の水分計を使う場合や、機器の買い替え時に役立つ機能です。
■タッチパネルモデル
市販のUSBメモリを使って設定やプログラムをコピーできます。また、PC用アプリ「WinCT-Moisture」に含まれる「RsSetup」を使って、PC経由で設定やプログラムを転送できます。
■液晶表示モデル
PC用アプリ「WinCT-Moisture」に含まれる「RsSetup」を使って、PC経由で設定やプログラムを転送できます。
加熱プログラムの設定に不安を感じるユーザーのために、100種類以上のサンプル加熱プログラムをご用意しています。
これらのプログラムはコピーしてカスタマイズすることも可能で、用途に応じた柔軟な対応ができます。
さらに、タッチパネルモデルでは測定結果まで確認できる「測定例(サンプルブック)」を搭載。
加熱条件とその結果をあわせて参照できるため、初めての方でも安心してご利用いただけます。
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