この温度計は、目盛りがガラス管に封入されており、形状も基準温度計に最も近く基準温度計と定期的に比較校正され、現場で使用の各種の温度計のチェック用に使用されております。
目盛りの消えることが無いことでユーザーの方々にも人気があります。基準温度計に次ぐ温度計として、計量管理にお役立てください。
●標準温度計には、メーカーの成績書がついております。
●全長:300mm
●材質:ガラス
●目盛部:目盛板をガラス管内に封入
●感温液:水銀
●JCSS校正も承りますので、ご照会下さい。
商品番号 | 4023JC-1144 | 測定項目 | 温度 |
---|---|---|---|
測定範囲:温度 | 150~200 | 最小表示:温度 | 0.1℃ |
外形寸法 | 全長:300㎜ |
※オプション追加で可能な機能を含みます。
棒状温度計は、厚肉のガラス管の内部に感温液の昇降する細孔を持ち、ガラス管の外壁表面に目盛りが刻まれている。
二重管温度計にに比べると示度が多少読み取りにくく、焼き付け目盛以外のものは、外壁の目盛線塗料が剥げ落ち易い欠点をもつが、堅牢でこわれにくいため、最も広く使用されている。
二重管温度計は、感温液の昇降する細孔をもつ、ずいと呼ばれるガラス細管の背面に乳白色目盛板をあて、細管と目盛板とをガラス外管に封入したものである。
棒状温度計に比べると、丈夫さの点で劣るが、示度の読み取りが容易で正確であり、細かい目盛分割のものに向いている。従って精密測定用などに適している。
水銀温度計は、ガラス製温度計のなかでもっとも重要なもので、膨張係数あるいは見易さという点からいえば、有機液体に劣るが、水銀はガラス管内壁を漏らさないこと、高圧の元では水銀の沸騰を比較的高い温度までおさえられることなどの利点をもつ。
使用温度範囲は、通常-30℃~360℃であるが、感温液の上部に窒素、アルゴンなどの不活性気体を封入し、高圧にしたものでは650℃ぐらいまで使用できる。水銀の温度と飽和蒸気圧の関係により、この飽和蒸気圧よりも少し大きい圧力の気体を感温液上部に封入し水銀の沸騰を抑える。
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